2011年05月03日

スコージ・キャンペーン 挿入場面 王国の分裂


挿入場面 王国の分裂
翌晩、トリスファル・グレードのどこかで、バンシーのシルバナスが、秘密の会合に到着する。


バルナザール
レディ・シルバナス、よくぞ来ることができたな。


シルバナス・ウィンドランナー
それはそうよ。どういうわけか私にはもう、リッチキングの声が聞こえて来ないのよ。私はまた、自分自身の思い通りに動けるようになったの。


シルバナス・ウィンドランナー
あなたたちドレッドロードは、そのわけを知っていそうね。


バリマスラス
リッチキングが力を失ったおるのだよ!奴の力が衰えるにつれ、そなたらアンデッドを支配する力も弱まっているのだ。


シルバナス・ウィンドランナー
それならアーサス王は?彼の力はどうなっているのかしら?


バルナザール
奴のルーンの剣、フロストモーンは強力な魔法を帯びておるが、アーサス自身の力は次第に消えていくだろうな。避けられぬことだよ。


シルバナス・ウィンドランナー
あなたたちは彼を倒したいと思っているのね?それで私に手を貸して欲しいのね?


デセロック
レギオンは敗れるであろうな。だが、我々はナスレジムだ!新参者のヒューマンなどにいい思いはさせん。アーサスは必ず倒さねば!


バルナザール
あの忠実なリッチ、ケルスザッドは、主人を裏切ることなどとてもできぬが・・・しかしそなたは・・・


シルバナス・ウィンドランナー
奴の事は憎いわよ。私は、どうしてもヤツに復讐しなくちゃいけないの。アーサスは私の民を殺し、私をこんな怪物に変えてしまったんだから。


シルバナス・ウィンドランナー
ヤツを倒すつもりなら、手を貸してあげてもいいわ。だけど私は、私のやり方でやる。


バルナザール
私には奴の言う事は信じられんな。奴の心は、未もってエルフだ。心底、我らの仲間になる事はあるまい。


バリマスラス
あわてるな。確かに奴は、いまだに気高い心とやらを失っておらんようだ。だが、奴のアーサスへの憎しみは、結局、我らの役にたってくれるだろうよ。


デセロック
そうだな。その件がうまく行ったら・・・その時は祭りの始まりだ。
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スコージ・キャンペーン 第一章 アーサス王


第一章 アーサス王
ローデロンの首都、廃墟となった宮殿の庭では、アーキモンドのお気に入りのドレッドロード達が、スコージの現在の計画を話し合っていた。


デセロック
最後にアーキモンド様の声を聞いてから数ヶ月になる。腐ったアンデッドどもを監視するのはもう飽き飽きだ!私たちは何をしてるのだ!


バルナザール
この地を監視するのが我々の役目だ、デセロック。ここに残り、スコージがいつでも行動を起こせるようにしておかなければならない。


バリマスラス
その通りだ。だが、なにか命令があっても良さそうなものだがな。


シルバナス・ウィンドランナー
レギオンが敗れたのは数ヶ月前。なぜそれを知らない?


ケルスザッド
それはわからん。だが、彼らがここに留まる限り、スコージが酷使され続けることは確かだ。


シルバナス・ウィンドランナー
なに?いったい誰が・・・。


アーサス王
ごきげんよう、ドレッドロードたち。私の留守の間、王国の世話をしてくれたことに、礼を言わねばならんな。だが、もうこれ以上貴様らの厄介になることもないだろう。


バリマスラス
アーサス王子!


バルナザール
この地は我らのものだ!スコージはレギオンに帰属するのだからな!


アーサス王
それは過去の話だ。貴様らの主人は敗れたのだぞ。貴様らを倒せばレギオンも本当におしまいだ。


デセロック
そうはさせん!


デセロック
まだ終わっていないぞ、ヒューマン。


ケルスザッド
お前が戻ってくるのはわかっていたぞ、アーサス王子。


アーサス王
そうだリッチ、私は戻ったのだ。これからは私を王と呼ぶがいい。どのみち、この地は我が領土だ。


アーサス王
そして今、我らはヒューマンの最後の生き残りを狩りだして、王国を守らねばならない。


ケルスザッド
しかし王よ。ヒューマンどもは村を放棄しようとしておりますぞ。


ケルスザッド
奴らが峡谷に逃げましたぞ!山まで逃げられてしまうと全員を捕らえることはできません。


アーサス王
逃げ出される前に倒さねばならんな。奴らの死はネルズールへのちょうど良い貢ぎ物になるだろう。


アーサス王
ああああ・・・耐えられない。この痛みは一体なんなんだ?


リッチキング
危険が近づいている!パワーが消えていく。時間がない!


ケルスザッド
アーサス王、何かございましたか?


アーサス王
痛みは去った。だが私のパワーは弱まっている。何かがおかしい。


ケルスザッド
私の隊を呼び戻しましょうか?


アーサス王
いや、私自身で狩りは終わらせる。我々の仕事が終わる時、この謎も解けるだろう。


アーサス王
ついに、ヒューマン同盟は壊滅した!敗残兵をかたづけた後、我々は・・・


アーサス王
ああああ・・・またか!


リッチキング
私だ。リッチキングだ。凍った玉座・・・フローズン・スローンに、危険が近づいている。ノースレンドに直ちに戻れ!従え!


ケルスザッド
王よ。お加減がわるそうですな。


アーサス王
首都へ私を連れ戻してくれ。長い旅に出ねばならん。
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2011年04月27日

連合キャンペーン 終章 キルジェイデンの指令


終章 キルジェイデンの指令
イリダンの大勝利の余韻もつかの間、猛り狂う炎が、暗黒の牙城を包み込み始めた。


ケイル・サス王子
ヴァシュ、これはなんでしょう?この嵐は一体どこから?


レディ・ヴァシュ
頭を下げぬか、愚か者!何やら恐ろしい者が近づいてきておるぞ!


キルジェイデン
愚かな野良犬め。フローズン・スローンを破壊する事はできなかったようだな。このような地の果てに隠れれば、私から逃れられると思ったのか?イリダン、もう少し知恵が回ると思っていたが。


イリダン・ストームレイジ
キルジェイデン!オレは軍勢を整えるため、一時引いただけだ。約束どおり、リッチキングは倒す!


キルジェイデン
なるほど。


キルジェイデン
まあ、お前の集めた手下どもには見所がありそうだな。最後のチャンスをやるぞ、イリダン。フローズン・スローンを破壊せよ、しくじれば、永遠に我が怒りを受けると思え!


イリダン・ストームレイジ
やはりキルジェイデンの眼から逃れる事は出来なかったか。だが、オレたちにはやらねばならぬ事がある。冷たい死の世界まで、オレについてくる気はあるか?


レディ・ヴァシュ
このナーガに何なりとお申しつけください、イリダン様。どこへなりともお供いたします。


ケイル・サス王子
ブラッドエルフもあなたに仕えます、マスター。ご命令どおり、スコージを追い払い、そしてフローズン・スローンを粉々に引き裂いてみせましょう。
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