2011年05月04日

スコージ・キャンペーン 第三章 闇の貴婦人


第三章 闇の貴婦人
2日後、プラーグランドに築いた基地で、シルバナスは手に入れた自由を満喫しつつも、呪われたアンデッドとしての運命を愁いていた・・・・。


バンシー
なにかお悩みでも、ご主人様?


シルバナス・ウィンドランナー
あなたは何も感じないの、シスター?たった数日前まで、私たちはリッチキングの奴隷だったわ。そして今私たちは・・・自由よ。


バンシー
お心がはかりかねます、ご主人様。私は貴女がお喜びだとばかり思っておりました。


シルバナス・ウィンドランナー
この呪いの中にどんな喜びがあるというの?私たちはいまだにアンデッド、モンスターなのよ。この苦しみの奴隷でないとしたら、私たちはなんだって言うの?


バリマスラス
しばらくだな、レディ・シルバナス。兄弟ともども、そなたがアーサス王打倒に果たした役割には満足しておるぞ。今日は、そなたを我らの新たな組織に参加させてやろうと、丁重なる招待状をもって来た訳だ。


シルバナス・ウィンドランナー
バリマスラス。私のただ1つの興味は、アーサスの死をこの目でみることなの。あなたのつまらない政治や権力ゲームに付き合っている暇はないわ。


バリマスラス
口は災いの元だぞ、小娘。我々を怒らせることは得策とは言えぬ。我々はプレーグランドの未来なのだ。そなたに残された道は、我々とその秩序に従うか、排除されるかだからな。


シルバナス・ウィンドランナー
ドレッドロード、私はもう、奴隷として生きるのはうんざりなの。いま、やっと手にした自由を、あなた達のような愚か者に差し出すような真似は絶対にしないわ。


バリマスラス
よくわかった。追ってこの返答はさせてもらおう。


シルバナス・ウィンドランナー
気分はよくなったかしら?マグソール


マグソル
俺はきれいな幽霊さんに使えるぞ!マグソールの兵士達もおんなじだ!


シルバナス・ウィンドランナー
それは何よりよ。さぁ、行きましょう。


ブラックソーン
たった今から、シルバナス様がおさだ。野郎ども、俺たちゃシルバナス様のために戦うぞ!


シルバナス・ウィンドランナー
ふふ・・・私の暗殺団ね。面白いわ・・・。


シルバナス・ウィンドランナー
最後の言葉は?デーモン。


バリマスラス
シルバナス、たすけてくれ。頼む!お前に仕えよう、誓ってもいい!


シルバナス・ウィンドランナー
まさに悪魔ね。あなたは自分の同士を自分が助かるために売るというのね。それで?


バリマスラス
俺は兄たちがどんな計画を立てているのか知っている。奴らの基地の場所もわかっている。お前に仕えさせてくれ、きっと奴らを倒す助けになる!


シルバナス・ウィンドランナー
わかったわ。バリマスラス。あなたの忠誠心をためさせてもらいましょう。でも、いつもあなたに目を光らせているということを忘れないようにね。
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スコージ・キャンペーン 挿入場面 シルバナスの別れ


挿入場面 シルバナスの別れ
しばらく後、ティリスファル・グレイドで、アーサス王と彼の護衛のバンシー達は体力の回復のため休憩を取っていた。


バンシー
シスター達、ここがその場所です。ここで休息を取りましょう、偉大なる王よ。


アーサス王
なぜ、ここで?ケルスザッドを見つけなければ・・・うぉお!


リッチキング
お前はだまされているぞ!いますぐ我が元へ来い!従うのだ!


アーサス王
いったい・・・何が起こったんだ?


アーサス王
シルバナス!


シルバナス・ウィンドランナー
まんまと罠に落ちた様ねアーサス。さぁ、これまでのツケを払ってもらおうかしら。


アーサス王
裏切り者!私に何をした?


シルバナス・ウィンドランナー
お前の為に作った特別製の毒矢よ。今感じている麻痺は、お前が私に与えた苦痛にくらべれば、はるかに優しいものだわ。


アーサス王
ならば私に止めをさせ。


シルバナス・ウィンドランナー
お前はすぐに私を殺したか!?・・・いいや、お前も私のように苦しむのよ。私の矢を受けては、走ることも出来ないわね?


シルバナス・ウィンドランナー
地獄の苦しみを味わうがいいわ、この外道め。


ケルスザッド
さがれ、この愚か者ども!王よ、ここで倒れてはなりませんぞ。


シルバナス・ウィンドランナー
これで終わりだと思わないことね、アーサス!お前を決して諦めはしない!


ケルスザッド
毒矢の効果は時と共に弱まっていきます。ノースレンドへの旅の準備はすべて整いました。


アーサス王
お前はずっと忠実な友だった、ケルスザッド。未来がどうなるか私にはわからない。ここに戻って来るのかさえも。そこで、お前にこの土地を託して行く。私の残したものを見守っていてくれ。


ケルスザッド
仰せのままに、アーサス王。
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スコージ・キャンペーン 第二章 ローデロンからの脱出


第二章 ローデロンからの脱出
次の朝、宮殿の庭で、アーサス王と彼の執事、ケルスザッドはリッチキングの恐るべき警告について話し合っていた。


ケルスザッド
どうやら、お体の状態が、悪化しておられる様ですな?


アーサス王
そうだ。力が失われていくにつれ、我が兵士にも命令することができなくなってきた。リッチキングは、私がすぐにでもノースレンドに行かなければ、全てを失うだろうと警告してきた。


ケルスザッド
王よ、恐れることはありません。出発の準備は全て整えております。船は海岸で待っておりますし・・・


デセロック
その計画は変更だ、アーサス王。きさまを何処にも行かせはせぬよ。


ケルスザッド
暗殺だ! 罠です!


バルナザール
ヒューマンよ、貴様は戻ってくるべきではなかったのだ。貴様の力が弱まるにつれ、我々は、徐々に貴様の兵士たちをコントロール出来る様になってきた。貴様の治世も短い命だったようだな。


ケルスザッド
王よ敵の数が多すぎます!ここからお逃げください。私も自力で脱出します。荒野でお会いしましょう。


アーサス王
わかった。リッチ。無事でな。


アーサス王
こんなことをしている時間はない。早く出口を見つけるんだ。


アーサス王
大儀であった。ところで、お前らの女主人、シルバナスはどこにいる?


バンシー
ご主人様があなたを見つけるよう、私たちを使わしたのです、偉大なる王よ。川を渡るお手伝いをいたします。川を渡ったら、私たちは荒野に落ち延びます。
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