2011年03月08日

センチネル・キャンペーン 第二章 ブロークン・アイルズ


第二章 ブロークン・アイルズ
次の日、謎に包まれた島々の岸辺で、メイーブと配下の看守達は古く、しかし妙に見覚えのある廃墟を調べていた。


ナイーシャ
看守長、お仰せのとおり東の方向にイリダンの航路を追いましたが、このような島々、我らの地図には全く記されておりません。


メイーブ
嫌な予感が当たったか。島ができたのはごく最近に違いない。


ナイーシャ
なぜ、そうお考えなのでしょう?


メイーブ
残骸がそこら中に、ナイーシャ・・・。これらがなんだかわかるか?


メイーブ
ここはかつて繁栄を遂げた街、シャラマール。1万年前の爆発で、我らの文明が海に沈んだとき、繁えていた街だ。


ナイーシャ
でもどうやって・・・島々が海底から浮かび上がってきたとお考えでしょうか?


メイーブ
おそらく私の推理は正しい・・・ただ海底深くから島を浮かび上がらせるほどの力は、この世界には残されていないのだが。なんであれ、この謎の答えは今わかるものでもない。まずは陸に上がって基地を建設する。イリダンを追うのはそれからだ。


メイーブ
ここだ、シスター。この辺りにイリダン追跡の為の基地をつくるぞ。


メイーブ
オークか?デーモンの悪臭がするぞ!


ドラク・スル
見知らぬ人よ、落ち着きくだされ。この年老いた放浪者はあなたやお供の者のお邪魔をするつもりはありません。ワシはドラク・スル。かつてはストームリーバ族の、偉大な魔法使いでしてな。今ではワシがその種族の最後の一人となってしまったんじゃ。


メイーブ
ここで何をしている?


ドラク・スル
驚かせましたかの、ご婦人。しつこくやってくる亡霊に追われとりますんでな。もう20年近くも昼となく夜となく、ワシを追い掛け回すのじゃ。もし、あれを黙らせてくれましたら、ワシのお話をお聞かせ申そう。


メイーブ
考えておこう。


メイーブ
ゴーストがあなたを困らせることは金輪際ないでしょう。


ドラク・スル
どなたかは存ぜぬが、感謝しますぞ。ならば、お話をお聞かせしよう。20年ほど前の話ですじゃ。偉大な魔法使いグルダンは、海底からこの島々を引き上げましてな。彼は、ダーク・タイタンの遺体を収めた古い棺を暴こうとしたんですじゃ。


メイーブ
サーゲラス!レギオンの創設者、サーゲラスのことだな!


ドラク・スル
そういうことになりますかの。はるか昔、サーゲラスが倒され、彼のなきがらは海底の墓に封印されましての。墓を暴けばダーク・タイタンの力が手に入ると信じたせいで、グルダンと我が一族の生き残りは怒り狂ったデーモンに八つ裂きにされてしもうた。


ドラク・スル
以来ワシはこの島々を彷徨い歩いている。虐殺された仲間の亡霊に取り付かれての。


メイーブ
ドラク・スル、なんて悲惨な、そして不思議な話だ。亡霊を黙って眠りにつかせてしまったとは悔やまれるな。この地に何をもたらしたかよく考えれば、あなたは亡霊になってしまった仲間より、遥かに酷い目にあってしかるべきだ。


イリダン・ストームレイジ
ついに!サーゲラスの墓を見つけた!


イリダン・ストームレイジ
我が忠実なる部下たちよ、ここに残って入り口の警備に当たってくれ。もしあの女看守長がこの島に来たら、必ず後を追ってくるはずだ。


ナイーシャ
イリダン!ついに見つけました!奴の後を追うにはナーガの守りを突破する以外に方法はありません。


メイーブ
遠い昔、私たちはイリダンを地下に幽閉した。今回もそうするつもりだ。


メイーブ
さあ、急いでシスター!なにがあってもイリダンを止めろ!
posted by masterhetare at 01:03| Comment(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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