2010年12月15日

ナイトエルフ・キャンペーン 第五章 血の兄弟


第五章 血の兄弟
翌朝、ハイジャル山の地下深く、バローディープの祠にて…


フュリオン
このバローディープは、3千年近くも人を寄せ付けなかった場所だ。我々は大昔にこの地下道を封印したのだが、とんでもない怪物が棲みついているかもしれん。


ティランダ・ウィスパーウィンド
何が現れても驚きはしないわ。今私にとって、敵と言えるのはこの世界を飲み込もうとしている腐敗だけよ。とにかく、早いところ仕事を済ませて、外に出ましょう。


フュリオン
そうしよう。だが気を抜くなよ。こんな状況だ。ドルイド・オブ・ザ・クロウが我々にどんな反応を示すか、わからないからな。


ファーボルグ・アーサウォーリア
お待ちください、プリエステス!お助け願いたい!我らのシャーマンが奇妙な蜘蛛に咬まれて重体なのです。仲間はみな逃げてしまって、残っているのは我々だけです。


ティランダ
それで、私に何を?


ファーボルグ・アーサウォーリア
この近くの生命の泉の水があれば、彼は助かります。こんな状態のシャーマンを一人残して行けません。この瓶に水を汲んで来ていただけたら、シャーマンは救われましょう。


ティランダ
シャーマンの知恵があれば、他の仲間たちのように洗脳されることもないでしょう。喜んで、力になるわ。


ファーボルグ・アーサウォーリア
ありがとうございます、プリエステス。実はもう戻って来てくれないと思っていました。これでシャーマンは助かります…


ファーボルグのシャーマン
重ねてお礼を申し上げます。このお守りをお持ちください。これを使えば、私たちの仲間が現れて、あなたのために戦います。


ティランダ・ウィスパーウィンド
南の道はふさがれているわ。扉のほうが望みが持てそうね。


フュリオン
何てことだ。こんな大切なことを忘れていたとは。


ティランダ・ウィスパーウィンド
どうしたのよ、あの扉の向こうには、何かいるの?


フュリオン
イリダンの牢獄だ、ティランダ。さあ、早くここを離れよう!


ティランダ・ウィスパーウィンド
イリダンですって?1万年以上も昔に入ったきりよ。まだ生きてたの?すぐに助け出しましょう、フュリオン!彼が味方についてくれたら、アンデッドもデーモンも、もう怖くはないわ!


フュリオン
いかん、ティランダ!あれは怪物だ、大変なことになるぞ!


ティランダ・ウィスパーウィンド
だけど、彼はあなたの弟じゃないの!


フュリオン
確かに、そうかもしれんが・・・いや、やはり危険すぎる。やめよう。


ティランダ・ウィスパーウィンド
私に命令できるのは女神さまだけよ。私はイリダンを解放します。あなたの指図は受けないわ。


フュリオン
そうか、ドルイド・オブ・ザ・クロウはすでに目を覚ませていたんだ。兄弟たちよ、ちょいと面倒なことになりそうだ。


フュリオン
おいおい…、みんな動物になりきってしまったのか!まるでただの凶暴な野獣じゃないか!


ドルイド・オブ・ザ・タロン
レイブンの名にかけて!


フュリオン
角笛で彼らを正気に戻すことができるはずだ。しかし、この場所からでは一度に全員を戻すのは難しいな。


ドルイド・オブ・ザ・クロウ
シャンドゥー!ストームレイジさま。どうしたことか、私たちは長い間、自分たちが何者かを忘れていたようです。


フュリオン
もうよい、セロシャン。そなたら兄弟たちの力をまた貸してほしいのだ。あのバーニング・レギオンが戻って来た。
我々が力をあわせなければ、奴らを撃退することは難しい。


ドルイド・オブ・ザ・クロウ
それは一大事。お供いたしますぞ、シャンドゥー!ストームレイジさま。


ティランダ・ウィスパーウィンド
もう戻れないわ。フュリオンの行ったことが間違いであったことを祈るしかないわね。


年長の看守
それは無謀な試みだ。たとえ女神さまが望まれても、この者を解放するわけにはいかぬ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
イリダン…あなたなの?


イリダン
その声は…ティランダ。長い間暗闇に閉ざされていると、お前のその声が清らかな月の光のように心に染みるよ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
レギオンが戻って来たわ、イリダン。世界はあなたの力を求めているの。


イリダン
一度は好きになったお前のためだ、ティランダ、デーモンでも何でも殺してやろう。…だが、この国の連中を助けてやる義理は無い!


ティランダ・ウィスパーウィンド
いいわ、とにかく外へ出ましょう!こうしている間も、デーモンが次々と世界を腐らせているのよ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
フュリオン!


イリダン
久しぶりだな、兄貴。闇の中で永久の時を過ごしたぞ!


フュリオン
イリダン!それはお前が犯した罪への当然のむくいだ!


イリダン
よくもそんなことが言えたな!オレたちは肩を並べてデーモンと戦った仲じゃないか。それを忘れたか!


ティランダ・ウィスパーウィンド
2人ともいい加減にして。もう過ぎたことよ!フュリオン、イリダンがいればデーモンを追い返すことができるわ。そうすれば、壊滅の危機からは救われるのよ。


フュリオン
その代償の大きさを考えたか、ティランダ?この裏切り者を使えば、破滅を早めるだけだ。私は一切関わりたくない。



posted by masterhetare at 23:52| Comment(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。