2010年12月30日

ナイトエルフ・キャンペーン 挿入場面 最後の守護者


最後の守護者
2日後、静かなハイジャル山の広場にて…。


ティランダ・ウィスパーウィンド
こんな所に呼び出すなんて。私たちにはそんな時間はないのよ、フュリオン!


フュリオン
最後の夜の夢で…大きなカラスが私にここへ来るように言ったんだ。


スロール
我々もここへ来るよう指示された。


フュリオン
お前たちは、何者だ?


スロール
私はスロール。デュロタンの息子、オークホルドのチーフだ。


ジャイナ・プラウドモア
私はジャイナ・プラウドモア。ローデロンで生き残ったヒューマン軍の司令官よ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
歓迎しがたいわね。


預言者
和平だ、ナイトエルフのプリエステス。彼らはお前に手を貸しにきたのだ。


フュリオン
あなたは夢に出てきた…こんな話をするとは、いったい何者なのです?


預言者
私こそが…レギオンの再来の原因を作ったのだ。


預言者
昔、私はこの世界にオークを呼び寄せた。しかし、それが元で、デーモンにまで道を開いてしまったのだ。


預言者
そしてこの罪がゆえに、私は自らが最も愛した民に命を絶たれた…。


預言者
だが、私が死んでも東の国では戦争が止まず、長期に渡る戦いのため、王国はすっかり荒廃してしまった。


預言者
そして今、私はすべてを正常に戻すために帰ってきた…。私はメディブ。最後の守護者だ。この世界を救うためには、全員が力を合わせ、命あるものの敵、バーニング・レギオンに立ち向かうしかない!
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ナイトエルフ・キャンペーン 第六章 炎と悲嘆の宿命


第六章 炎と悲嘆の宿命
その夜、フェルウッドの腐敗が広がった森の奥で…。


イリダン
1万年ぶりの自由だ。兄貴は、まだオレのことを悪人だと思い込んでいるようだが、本当の力を見せてやる。デーモンとは縁を切ったとな。


アーサス
それはどうかな?デーモンハンター。本当にお前は自分の意思を持っていると言えるのか?


イリダン
死神め、気安く近づくと後悔するぞ!


アーサス
かかってこい。私とて、たやすく負けはしない。


イリダン
これでは永遠にけりがつかん。お前の望みは何だ?


アーサス
アンデッド軍を率いているドレッドロードは、ティコンドリウスという名だ。奴はグルダンの頭蓋骨という強力な黒魔術を操っている。


アーサス
それこそ、この森を腐らせている元凶だ。


イリダン
オレに、それを盗み出せというのか。なぜだ?


アーサス
単にティコンドリウスは、気に入らない奴だからだ。それに、奴とレギオンが失敗に終われば、私のマスターが得をするのでね。


イリダン
お前の言うことなど、信用できると思うのか、ヒューマン野郎?


アーサス
マスターは、お見通しだ。お前はずっと強さを求めてきた。それが今、目の前にあるのだ。手に入れるが良い!そうすれば、お前に敵などいなくなる。


イリダン
これで、デーモンどもは森を腐らせることができなくなった。だが待てよ、この頭蓋骨を破壊し、その力を自分のモノにすれば、オレは、アーキモンドの手下より強くなるわけだ。


イリダン
そうだ…、この力はオレがもらう!


イリダン
これでオレは完璧だ!


フュリオン
汚らわしいデーモンめ、私の弟をどうした!


イリダン
オレだよ、フュリオン。オレは変身したんだ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
まさか、イリダン、どうしてそんな!


イリダン
アンデッドのリーダーは片付けたよ。じきに森も回復するだろう。


フュリオン
お前は魂を売ったのか?お前など、もう弟ではない!この土地から出て行け!そして二度と足を踏み入れるな!


イリダン
わかった…、兄貴。
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2010年12月15日

ナイトエルフ・キャンペーン 第五章 血の兄弟


第五章 血の兄弟
翌朝、ハイジャル山の地下深く、バローディープの祠にて…


フュリオン
このバローディープは、3千年近くも人を寄せ付けなかった場所だ。我々は大昔にこの地下道を封印したのだが、とんでもない怪物が棲みついているかもしれん。


ティランダ・ウィスパーウィンド
何が現れても驚きはしないわ。今私にとって、敵と言えるのはこの世界を飲み込もうとしている腐敗だけよ。とにかく、早いところ仕事を済ませて、外に出ましょう。


フュリオン
そうしよう。だが気を抜くなよ。こんな状況だ。ドルイド・オブ・ザ・クロウが我々にどんな反応を示すか、わからないからな。


ファーボルグ・アーサウォーリア
お待ちください、プリエステス!お助け願いたい!我らのシャーマンが奇妙な蜘蛛に咬まれて重体なのです。仲間はみな逃げてしまって、残っているのは我々だけです。


ティランダ
それで、私に何を?


ファーボルグ・アーサウォーリア
この近くの生命の泉の水があれば、彼は助かります。こんな状態のシャーマンを一人残して行けません。この瓶に水を汲んで来ていただけたら、シャーマンは救われましょう。


ティランダ
シャーマンの知恵があれば、他の仲間たちのように洗脳されることもないでしょう。喜んで、力になるわ。


ファーボルグ・アーサウォーリア
ありがとうございます、プリエステス。実はもう戻って来てくれないと思っていました。これでシャーマンは助かります…


ファーボルグのシャーマン
重ねてお礼を申し上げます。このお守りをお持ちください。これを使えば、私たちの仲間が現れて、あなたのために戦います。


ティランダ・ウィスパーウィンド
南の道はふさがれているわ。扉のほうが望みが持てそうね。


フュリオン
何てことだ。こんな大切なことを忘れていたとは。


ティランダ・ウィスパーウィンド
どうしたのよ、あの扉の向こうには、何かいるの?


フュリオン
イリダンの牢獄だ、ティランダ。さあ、早くここを離れよう!


ティランダ・ウィスパーウィンド
イリダンですって?1万年以上も昔に入ったきりよ。まだ生きてたの?すぐに助け出しましょう、フュリオン!彼が味方についてくれたら、アンデッドもデーモンも、もう怖くはないわ!


フュリオン
いかん、ティランダ!あれは怪物だ、大変なことになるぞ!


ティランダ・ウィスパーウィンド
だけど、彼はあなたの弟じゃないの!


フュリオン
確かに、そうかもしれんが・・・いや、やはり危険すぎる。やめよう。


ティランダ・ウィスパーウィンド
私に命令できるのは女神さまだけよ。私はイリダンを解放します。あなたの指図は受けないわ。


フュリオン
そうか、ドルイド・オブ・ザ・クロウはすでに目を覚ませていたんだ。兄弟たちよ、ちょいと面倒なことになりそうだ。


フュリオン
おいおい…、みんな動物になりきってしまったのか!まるでただの凶暴な野獣じゃないか!


ドルイド・オブ・ザ・タロン
レイブンの名にかけて!


フュリオン
角笛で彼らを正気に戻すことができるはずだ。しかし、この場所からでは一度に全員を戻すのは難しいな。


ドルイド・オブ・ザ・クロウ
シャンドゥー!ストームレイジさま。どうしたことか、私たちは長い間、自分たちが何者かを忘れていたようです。


フュリオン
もうよい、セロシャン。そなたら兄弟たちの力をまた貸してほしいのだ。あのバーニング・レギオンが戻って来た。
我々が力をあわせなければ、奴らを撃退することは難しい。


ドルイド・オブ・ザ・クロウ
それは一大事。お供いたしますぞ、シャンドゥー!ストームレイジさま。


ティランダ・ウィスパーウィンド
もう戻れないわ。フュリオンの行ったことが間違いであったことを祈るしかないわね。


年長の看守
それは無謀な試みだ。たとえ女神さまが望まれても、この者を解放するわけにはいかぬ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
イリダン…あなたなの?


イリダン
その声は…ティランダ。長い間暗闇に閉ざされていると、お前のその声が清らかな月の光のように心に染みるよ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
レギオンが戻って来たわ、イリダン。世界はあなたの力を求めているの。


イリダン
一度は好きになったお前のためだ、ティランダ、デーモンでも何でも殺してやろう。…だが、この国の連中を助けてやる義理は無い!


ティランダ・ウィスパーウィンド
いいわ、とにかく外へ出ましょう!こうしている間も、デーモンが次々と世界を腐らせているのよ。


ティランダ・ウィスパーウィンド
フュリオン!


イリダン
久しぶりだな、兄貴。闇の中で永久の時を過ごしたぞ!


フュリオン
イリダン!それはお前が犯した罪への当然のむくいだ!


イリダン
よくもそんなことが言えたな!オレたちは肩を並べてデーモンと戦った仲じゃないか。それを忘れたか!


ティランダ・ウィスパーウィンド
2人ともいい加減にして。もう過ぎたことよ!フュリオン、イリダンがいればデーモンを追い返すことができるわ。そうすれば、壊滅の危機からは救われるのよ。


フュリオン
その代償の大きさを考えたか、ティランダ?この裏切り者を使えば、破滅を早めるだけだ。私は一切関わりたくない。



posted by masterhetare at 23:52| Comment(0) | ストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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